【ご質問】
歯を白くしたいのですが、ホワイトニングは歯に悪いでしょうか?また、ホワイトニング以外に歯を白くする方法はありますか?
【回答】
ホワイトニングにもいくつの種類がありますが、通常、歯科医院で行っている多くのホワイトニングでは、「過酸化水素」という薬剤を使用します。
そのために歯の中で脱水症状が生じます。その結果、水にしみるといった症状が出ることがあります。
ホワイトニングについて書いてあるホームページや広告を拝見すると、中にはホワイトニングは無害であると書いてあるものがありますが、歯に脱水症状を起こし、冷水痛を生じさせる可能性があるものが無害であるはずはありません。
例えば、肌を白くする薬剤があったとして、肌をヒリヒリさせたり、時には赤く腫れることもあるというものがあったとして、その薬剤を無害とは言わないと思います。
ですが、すべての人が水にしみたりするわけではなく、「為害作用がある」という表現が妥当なところかと個人的は思っています。
ホワイトニングにもいくつの種類がありますが、通常、歯科医院で行っている多くのホワイトニングでは、「過酸化水素」という薬剤を使用します。
そのために歯の中で脱水症状が生じます。その結果、水にしみるといった症状が出ることがあります。
ホワイトニングについて書いてあるホームページや広告を拝見すると、中にはホワイトニングは無害であると書いてあるものがありますが、歯に脱水症状を起こし、冷水痛を生じさせる可能性があるものが無害であるはずはありません。
例えば、肌を白くする薬剤があったとして、肌をヒリヒリさせたり、時には赤く腫れることもあるというものがあったとして、その薬剤を無害とは言わないと思います。
ですが、すべての人が水にしみたりするわけではなく、「為害作用がある」という表現が妥当なところかと個人的は思っています。
歯の色相と色度
また、歯には色相と色度があり、ホワイトニングをしても芸能人のような真っ白な歯になるわけではありません。色相とはオレンジがかった色、黄色っぽい色 、透明色、グレーがかった色など、人それぞれ異なる歯の色合いのことです。
色度とは歯の明るさのことですが、ホワイトニングで改善できるのは、歯の色度ですので、その人の色相によっては、思ったような白さにならないことがあります。
色度とは歯の明るさのことですが、ホワイトニングで改善できるのは、歯の色度ですので、その人の色相によっては、思ったような白さにならないことがあります。
ホワイトニングについては
神奈川県歯科医師会のOral Health Online
https://www.dent-kng.or.jp/colum/information/97/
詳しく書かれていますので、ご参考ください。
ホワイトニング以外で歯を白くする方法
次にホワイトニング以外に歯を白くする方法ですが、まずは、その歯にむし歯や古い詰め物がされていないか調べる必要があります。むし歯や古い詰め物が
あれば、それらを治して、着色があればクリーニングして歯をきれいにします。
ここまでは通常の保険診療でできますし、これだけでもかなりきれいになります。むし歯や詰め物に問題がなければ、薬用ジェル(ホワイトニング効果のある歯磨き粉)を使うことになります。
あれば、それらを治して、着色があればクリーニングして歯をきれいにします。
ここまでは通常の保険診療でできますし、これだけでもかなりきれいになります。むし歯や詰め物に問題がなければ、薬用ジェル(ホワイトニング効果のある歯磨き粉)を使うことになります。
分割ポリリン酸によるホワイトニング
現在は、何種類もの薬用ジェルが販売されていますが、歯科医師としては、より最新で安全性の高いものをお勧めします。
最後になりますが、当院では、現在、過酸化水素を使わない安全性の高い分割ポリリン酸によるホワイトニングを行っています。
最新の分割ポリリン酸によるホワイトニングではオフィスホワイトニングで使う過酸化水素やホームホワイトニング(自宅で行うホワイトニング)で使う過酸化尿素も使いません。
従いまして、今までのホワイトニングのように薬剤から歯肉を保護する必要もありません。個人的には不自然な白さはどうかなと思いますが、それでも少しでも歯を白くされたい方はご相談ください。
最後になりますが、当院では、現在、過酸化水素を使わない安全性の高い分割ポリリン酸によるホワイトニングを行っています。
最新の分割ポリリン酸によるホワイトニングではオフィスホワイトニングで使う過酸化水素やホームホワイトニング(自宅で行うホワイトニング)で使う過酸化尿素も使いません。
従いまして、今までのホワイトニングのように薬剤から歯肉を保護する必要もありません。個人的には不自然な白さはどうかなと思いますが、それでも少しでも歯を白くされたい方はご相談ください。