【ご質問】
歯周病は人にうつると聞いたのですが、本当でしょうか?また、うつるのでしたらどのようにうつるのでしょうか?
【回答】
歯周病はむし歯と同様に細菌感染が原因で起こる病気(ただし、歯周病とむし歯では細菌の種類が異なります)ですので、歯周病は人にうつります。
例えば生まれたばかりの赤ちゃんの口の中に歯周病菌はありませんが、母親や家族からの感染で歯周病菌がうつることが知られています。感染経路は唾液を介して感染することがわかっています。
具体的には口移しの食事やスプーンなどの共用やキスになります。歯周病が感染するのは子供だけではありません。
成人になってからも感染します。キスによる感染はアメリカではよく知られているようです。
正しい歯ブラシでプラークを除去
ここで注意しなければならないのは、歯周病は細菌が感染したからといって、発生するわけではないということです。
歯周病の原因は、いくつもの細菌が集まってできたプラークですので、正しく歯ブラシを行ってプラークを除去すれば、うつることはありません。歯周病菌だけでなく、無菌状態で生まれた赤ちゃんは、子供の時期にさまざまな細菌感染を受けて、常在菌といわれる細菌とともに私たちは生きることになります。口の中だけでなく、腸内にも様々な細菌が常在していますが、腸内と同じように善玉菌や悪玉菌があり、それらがバランスをとって共存しています。
歯周病の原因は、いくつもの細菌が集まってできたプラークですので、正しく歯ブラシを行ってプラークを除去すれば、うつることはありません。歯周病菌だけでなく、無菌状態で生まれた赤ちゃんは、子供の時期にさまざまな細菌感染を受けて、常在菌といわれる細菌とともに私たちは生きることになります。口の中だけでなく、腸内にも様々な細菌が常在していますが、腸内と同じように善玉菌や悪玉菌があり、それらがバランスをとって共存しています。
歯周病を治して生活をエンジョイ
ところで歯周病菌が成人でも感染するという事は、公衆衛生の観点からも、私たちは予防が必要であることを意味しています。つまり、人にうつしてはいけないということです。
このように考えますと子供の頃から、正しい歯ブラシをマスターすることで、歯周病菌を人からうつされても発症しない、人にもうつさないという自分になれますので、少しでも早く身に着けることが大切です。
また、成人の方は、歯周病の方は一日も早く歯周病を治して、定期的な検診で健康を維持することで、安心して赤ちゃんや子供に接することが出来ますし、パートナーとの生活をエンジョイすることが出来ます。
このように考えますと子供の頃から、正しい歯ブラシをマスターすることで、歯周病菌を人からうつされても発症しない、人にもうつさないという自分になれますので、少しでも早く身に着けることが大切です。
また、成人の方は、歯周病の方は一日も早く歯周病を治して、定期的な検診で健康を維持することで、安心して赤ちゃんや子供に接することが出来ますし、パートナーとの生活をエンジョイすることが出来ます。