目立たないバネ無し入れ歯
部分入れ歯の場合、入れ歯を安定させるためにバネ(クラスプ)を歯にかけます。なるべく特定の歯に負担がかかり過ぎないように設計するのですが、それでもやはり歯には負担がかかります。
バネ無し入れ歯とは、このバネをなくすことで、歯への負担を減らし、歯と歯の間や歯の下の歯肉の部分を利用して入れ歯の安定をはかる入れ歯です。歯にかける金属を使用しませんので、見た目はきれいで自然に見えます。
また、材質が通常の入れ歯に使うレジン(プラスチック)と異なり、割れたり欠けたりする事が少なく、しかも薄く仕上げる事ができます。全く歯に負担がかから無い訳ではありませんが、バネに比較して歯に優しいというものです。
バネがある入れ歯とバネ無し入れ歯に共通する事として、入れ歯を支える歯に虫歯があったり、ぐらついていたりした場合には、入れ歯の支えになりませんので、一般的に入れ歯を作る前に虫歯の治療や歯周病の治療を行う必要があります。
材料は安全性試験に合格したルシトーンFRSを使用
当院の「バネ無し入れ歯」の材料は、ルシトーン FRSというハイグレード微結晶性ポリアミド(トロガミドCX7323)を用いた安全性、審美性、 機能性に優れた熱可塑性ポリアミド樹脂です。
よって、審美性と柔軟性に富んたノンクラスプデンチャーを患者様にご提供することができました。
【参考】
https://www.dentsply-sankin.com/product/detail/554/
DENTPLYのルシトーンFRSについてはこちら
ルシトーンFRSの特徴
・体に優しい
・金属アレルギーを起こさない
・入れ歯の変形が少ない
・長期的に使用できる
・ステインや歯石の沈着が少ない
・金属アレルギーを起こさない
・入れ歯の変形が少ない
・長期的に使用できる
・ステインや歯石の沈着が少ない
1. 優れた安全性を持つ「 ルシトーンFRS」の主成分トロガミドCX7323は生物学的試験、安全性試験に合格しています。そして何よりも米国薬局(United States Pharmacopeia)におけるクラスⅣの承認を取得している製品であります。
様々な口腔環境に左右されにくい安全性と耐久性を有しており、 金属クラスプを使用しないデンチャーの為、金属アレルギーの心配が無く、残留モノマーフリー、溶解量フリー、その上低吸水性によりデンチャーの変形や変質が少ないため、長期的にご使用いただけます。
2. 優れた審美性 金属のクラスプを使用しないため、審美性の高いエステティックデンチャーの製作が可能
3. 優れた弾力性により薄くて軽い、フレキシブルなデンチャーの製作が可能です。また溶解温度が高いため、研磨や切削作業が容易に行うことができ、デンチャー表面への傷がつきにく、ステインや歯石の沈着が少ないので、長期的にご使用いただけます。